2014/03/31

タイのミシン 

現行ベルニナ・アクティバの製造工場があるタイに旅行で行った時、バンコクのデパート(サイアムパラゴン4F)のミシン売り場ではバーネットシリーズとオーロラが置いてありました。またオプション品もかなり多く置いていました。値段は安かったかというとそんなに日本や他と変わりません。若干安いかなという程度。

ベルニナ130にも使える直線用針板を買おうと思いましたが、日本円にして3000円くらいだったかな。少し安いですが、どうしても必要ってわけじゃないし、あんまり日本の値段と変わらないので買うのはやめました。 

またタイに行くと路上でミシンを踏んで、補修や裾上げなどをしてくれる人がたくさんいます。ミシン屋台か、路上版簡易ママのリフォームかというところ。ただし、これママではなく、おばあさんみたいな人からおじさんまで様々な人が、電力のいらない足踏みミシンでせっせと暑い中営業しています。

なかなか面白い光景でした。
写真を撮るのを忘れたので、”タイ 路上 ミシン” で検索してみてください。

タイの皆さん、コップ クン クラッ

かわいい青ボタン。 購入機NO.7 リッカー BERNINA アクティバ130

やばい!このターコイズブルーのボタン。


アクティバは現在でも続いているベルニナのエントリーモデルシリーズです。デザイン的には愛玩機としては一番じゃないかと思うくらいかわいいモノ。はにかんだその表情が可愛い子供のように、愛さずにはいられない ♪ I can’t help falling in love with you♪

この後のアクティバなんかは赤色をベースにしていてもっとかわいい。最年少の最優秀主演女優賞を授与されそうな実力と表情の豊さが備わっています。

ただし、自分にはこの130がベストである。なぜなら青が好きだから。

さらに、懐の広さが今のアクティバよりも広く、上位のアーティスタやヴィルティオーゾと同じサイズ、押え圧調節がついていて、スイス製です。アクティバはこの後、製造がタイに移ります。タイ製だから悪いとは思いませんが、何となくスイス製の方がうれしいのは皆さんも同じだと思います。

掲示板で「アクティバは普通の家庭用ミシンのボビン(11.5mm厚)を使います!」と書いているのを見かけましたが、「あんさん、そんなこと、ありまへんがな」 ホリデーヌや他のCBフック用と同じです。ホリデーヌと全く同じ純正のものがついていました。

そして、押えはスナップオンタイプ。ここがそれ以前のホリデーヌやRCMと大きく違うところです。家庭用のスナップオン押えを使えます。
なぜかベルニナは、ジャノメなどではかなり前から標準でついている三巻押さえがついていません。純正の三巻押さえ(押えNO:60番台)を買うとかなり高いのすが、このスナップオンの場合、市販の安いものでいいのでかなり安く済みます。ホリデーヌの場合押えNO75のアダプターをつければいい事は既に書きましたが、こちらはスナップオンが標準なので、アダプターを買う必要がありません。なんと有難い改良。

フットコン使用感、縫い心地はRCM-1230とほぼ変わりません。こちらの方が動作音がやや静かだと感じますが、大きな差ではありません。

130は膝上げレバーがオプションなので、普通は使えません。ただし、オプションのリストにフリーハンドシステムキットがあります。自分で簡単に改良できるかどうかはわかりませんが、販売はしているようです。

こんなところが130のお知らせしておきたい特徴です。

今回のBGM

2014/03/30

鋏、カッター、ソーイング道具

服や鞄、小物を作るにあたって、ミシンがけの前にすることがたくさんあります。大事なのはアイロンや布を切る事。

布を切るにあたって、鋏というのは非常に重要だと実感することがありました。
                
道具を買い始めた頃、どれほどソーイングをするかわからないし、そんなにお金もかけたくないと、100円ショップで購入した布切バサミを使っていました。適当に小物などを作る際はこれでも何とかなったのですが、大きな布を着る時は、はさみが固く滑らかに切れない。

そして、鋏を広げて切って、と続けていくと、一度広げた鋏が次の部分を切る際、どうしても鋏がつなぎ目でずれて、ギザが少しついてしまいます。


切るのも固いし、これどうにかならないかと洋裁バサミを買おうと思い調べたところ、意外に高い。庄三郎や美鈴なんかのブランドのものでいいものは5000円~10000円くらいする。またヘンケルのものもあるようだが、デザインはいいがどれくらい切れるかは未知数。

やはり刃物は日本製がいいと思う。これは海外の人も同意することです。
切れ味が違うので、きれいに切れ、また研ぐことによりいつまでも使えます。高いのにはちゃんと理由があります。

私はまだブランドのものは持っていませんが、日本製洋裁バサミを買ってから布を切るのが格段にきれいになり、効率もあがりました。
やはり100円のものとは全然違います。(写真右側が100円)

そしてロータリーカッターも一定の布厚までであれば使いやすいです。

文鎮(ウェイト)、水で消えるor数日たてば自然に消えるチャコペン。まち針、目打ち、定規類(ものさし、Dカーブルーラー)ハトロン紙・・・・・・・・
揃えたらきりがないくらいソーイング道具って色々ありますね。馬やバキュームアイロンなども綺麗に仕上げるためには必須ですが、まだそこまでは手が出ません。

 

2014/03/29

ミシンに注油は必須!!! ロックミシン240Dピンチ!を経て。

最近になってこの240Dさんが困ったことに動かなくなりました。
数か月ほど全然ロックミシンを使っていなかったのですが、この投稿をするために動かそうとしたら動かないのです。う、、、、、。

フットを踏んでも殆ど動かない。フットコントローラーの接触不良かと思いましたが、何度か踏むとほんの少しだけ動くので、フットの問題ではないと考えました。
はずみ車を回すと動くが、やや固い。これは油切れではと、説明書に書いてある注油箇所に油を注し、少しだけあったホコリをとってみた。それでも、動かない。
さらに本体のネジを外して中をのぞいてみたが、どこもおかしいところはなさそうだった。

注油後油を浸透させるため、数時間放置した方がいいとあったのでしばらく待ったものの、あまり症状は変わりません。1日後にまた注油し動かしたところ、ちょっと動くようになりましたが、まだ本調子ではなくすぐ止まる。結局2日後くらいにやっと動くようになりました。そして、糸かけしましたが、またこれが久しぶりなので、ちゃんとかかっていなかったのか、針が古いからなのか、縫い目がそろわず目飛びするので、何度もためし縫い。糸かけを再度確認してやっと2日がかりで元に戻りました。本当に大変でした。そしてロックミシンにあまり愛情を注いであげなかった事を後悔しました。

やはり、注油は必須だと改めて思いました。
職業用ミシンは定期的に注油が必要という認識がありますが、ロックミシンはどれくらい注油したらいいのかわかっていませんでした。そして職業用は注油をあまりしなくても、動きが重いとしても一応動くでしょうが、ロックミシンはしばらく放置しておくと全く動かなくなるという認識がなかったので、この時はかなり驚きました。


かつて、家庭用ミシンも釜などへの注油が必須でした。最近の水平釜のミシンは注油不要と書いているものが多いです。油分を含んだ金属を使っていたり、プラスチック部品が多いためだという事ですが、ずっと使っているなら、たまに油を注した方がスムーズに動くような気がします。ミシン屋さんでも使用者が出来るメンテナンスとして、水平釜でも注油をすすめている人がいますが、私もこの意見には賛成です。使っているうちに絶対に音が高くなってくると思います。

植物に水をあげるのと同じで、ミシンも栄養分となる油をあげないと、調子良く動いてくれない気がします。ただし、あげすぎは禁物で、適度に油を注してあげることが大事なのだと感じます。
私は、通常はこのミシン油で注油をしています。手芸店にて200円程で買ったもの。


ミシン油のノズルが届かないところは、オザワのSFスプレーというものを使っています。
 このオイルスプレーはミシン屋さんや修理の専門家も使っているとかで、ミシン油の中ではお勧めの品だと知り、いろいろと探したのですが、手芸屋さんや東急ハンズなどでも売っておらず、なかなか見つけられませんでした。結局、送料はかかりますが、安藤ミシンさんで購入しました。
このスプレー、色んな部分に注油できるので使い勝手はいいですが、質的に普通のミシン油とどれくらい違うのか私にはよくわかりません。

そして何となく昔ながらのトロっとしたミシン油の方が浸透していく感じがして好きです。スプレーは飛び散りやすく、揮発しやすい気がするからです。




2014/03/28

ロックミシン素人の感想。

実際に2本針4本糸ロックを使った感想としては、ニットが差動送りで縫えますし、かがり縫いも早く仕上がるので、とても便利なのは間違いありません。
家庭用ミシンのオーバーロック縫いにするのも好きなので、時々やりますが、やはり一本の針前後左右に動いてかがっていくので時間がかかります。その点ロックはスムーズに前進していくので素早くかがれます。

ただ、いつも使っていればいいですが、久々に使うと使い方を忘れていたりします。かがり幅、差動、メス固定・メスロック(端を切らないで縫う事)など細かい設定が伴うためか、わからなくなります。糸調子も普通のミシンに比べて糸が多い分、設定数が多いので、なかなか覚えられず説明書は必携です。

Janome My Lock 240D 縫い目
縫い目に関してこだわる人はベビーロックの上位機種の方がいいでしょうが、大きく違いが出ないのがロックミシンなのではと思います。特に段差や厚手の生地を重ねるという事も少ないのでパワーも上位機種と普通の機種でそれ程変わりません。送り力もあまり変わらないのではというのが印象です。
まず第一に端がほつれないようにかがり縫いが出来ればいいのです。伸縮地の縫い合わせにも多少の差はあるでしょうが、何事もどれくらいの質を求めるかです。
右がジャノメMY LOCK240Dの縫い目ですが、完璧な糸調子を出すのはやや難しいですが、端かがりが問題なく、スピーディーにできるので、私にはこれで十分です。

ただし、私はロックミシンマスターではないので、もっとすごい使い方をしている人は多いと思われます。
そして、ロックミシンを覚えるなら、やはりクライムキさんのテキストが役に立ちます。ビジュアル的にあまり好きになれなくても手順が理解しやすいのです。

2014/03/27

ロックミシンの糸通し裏ワザ

軽い、小さい、最初のロックミシンの印象はこれでした。
そしてロックミシンの一番の難関が糸通しである。最初どこをどう通すのか説明書を見て何となくわかるのだが、本当にこんな見えにくいところを通すのかな??と思ったり。
実際は通す場所としては合っていたのですが、本当にここ通すの?と疑わしく思うくらい複雑な糸通し構造なのです。ロックミシン初心者は皆同じように思うと思います。

私が買った中古240Dには付属品でついているはずの糸通しとピンセットがついていなかったので、100円ショップでピンセットを購入し、トライしてみて、何とか通すことができました。
いずれにしても非常に骨の折れる作業でした。慣れるまでは特に大変です。これだけ大変なのだからエアスルー・自動糸通しの機種が喜ばれるのもわかるというもの。

ただーし!である。一回通してしまえばこのロックミシンの糸通しって大変ではありません。
何故なら、ちょっとした裏技があるからです。
新しい糸に交換する際は、
  1.今ついている糸を糸駒近辺or糸調子器の手前で切り
  2.そこに新しい糸の先を結び、
  3.元々ついていた糸の一番先を引っ張ると。 
 かんたんに糸が通ってしまいます。

ここで気を付けたいのが2本をまとめて団子に結ぶ事です。
糸を左右の手で1本ずつ持って結ぶと引っ張った際にほどけることがあります。

この方法を使えば自動糸通しがなくても問題なく通ってしまいます。
糸切れした場合はこの方法が使えない事もまれにありますが、糸切れしたところに同じような結び方をすれば上手くいくこともあります。

既にご存じの方も多いとは思いますが、今後自動糸通し付きだと高いけど、あまりお金を出したくないし、安いのだと苦労するかなーと迷っている人のために、この糸通しの方法を書いておきます。

2014/03/25

ジャノメの説明書。 購入ミシンNO.6 ジャノメ MY LOCK 240D 

JANOME/蛇の目/ジャノメ。日本での知名度はもちろんのこと家庭用ミシン世界シェアNO1で知らないものはいないんじゃないかというくらいの有名メーカー。昔、♪ジャノメでお使い嬉しいな♪♪ という曲を聴くと傘ではなく、ミシンを想像したものでした。昔は家の近所にミシン屋の1つや2つはあったものです。

初めてやってきたこのメーカーのミシン。オークション中古ミシンの半分くらいは説明書がついていないのですが、こちらも説明書はなし。ということでまた検索。なんと、世界のジャノメ。ほとんどの機種がPDFでダウンロード可能ではないか。素晴らしい!の一言。これが真のユーザー視点のサポート。新品で買っても引っ越し時なくしたり、親から譲り受けたが説明書がない事、よくありますよね。私も家電製品の説明書など置いているつもりでも引っ越しなどを経るとどこに行ったか分からなくなることがあります。また、説明書を持っていても、いちいち冊子を探して引っ張り出すのが面倒なのでPC上で検索してPDFを見ることもよくあります。

少し前、近しい親族から譲り受けたソファのカバーが破れたので、販売元の有名インテリアショップにソファカバーを買えるか連絡したら、購入記録がないから対応ができないと返信があった。しょうがないから購入者から改めて連絡してもらい売ってもらったが、自分もその店で色々買ってきたので対応にがっかりしました。
いいモノで長く使うモノほど人から人へ譲りわたってその歴史を刻んでいくのに、この対応では企業の信頼もあったものではない、と思うのは自分だけでしょうか。

話がそれましたが、ジャノメはこの説明書を過去何十年の機種にわたってスキャンしPDFにしてUPしているという点が好きです。元々データであったものではなく、人の手で1枚ずつスキャンされたように見えます。他のメーカーも最近の機種はダウンロードできるようになっているがジャノメ程さかのぼって見られるようにはなっていない。(ブラザー、JUKI,シンガー、ベルニナあたりも最近のもののみと確認済み)
当該機種の説明書はその会社の歴史の資料であるし、誇らしく開示すべきだと私は思う。アーカイブの意味もある。そういう点でジャノメは魅力のある企業に映るのである。

手に入れた説明書をもとに使い始めたジャノメ マイロックさんについての具体的な話は次回に


2014/03/24

ロックンロールミシン、昭和ヒット曲とともに

「ロックンロールミシン」 かつて、こんな名前の映画があった。
ファッション学校を出た作家が書いた小説をもとにした作品で、若者数人が中目黒あたりと思しき小さなアパートから、インディーズのファッションブランドを起ち上げ、そこに巻き込まれる普通のサラリーマン、そんな話。
映画を観たが内容は何となくしか覚えていない。このタイトルは服飾関連で利用されるロックミシンの事もさしていると書いてあった。当時は何の事か全くわからなかった。RockなのかLockなのかも。

ミシンを知るようになって、ソーイングの本を見たりしているうちに、端をほつれないようにするためのミシンという事はわかった。ジグザグとは出来が違うとか、ニット縫製もロックに限るとか。改めてミシンやソーイングの世界の広さ深さを思い知ったこの頃であったが、知ったが最後、欲しくなるのが自然の成り行き。

ベルニナを買ってMAXに達した満足感に水をさしたのがロックミシンだったのです。
布を切りながら縫っていくとはなんと素晴らしい。どういう動きをするのか”知りたい・触りたい”これだけでした。

ロックと言っても色々あるらしく、「ニット縫うなら2本針4本糸の差動つきでないと」と言う情報をキャッチ。 2本針?4本糸?? 差動ってなんのこと? わからない事があれこれあったが、自分なりに調べて何となく大まかな部分を理解。

そして肝心の機種選びだが、最近出たと思しきプラスチックのロックミシンは、色のベースが白・ベージュなのはどれも変わりない模様。
デザイン的には、糸調整ダイヤルが前面に丸くこっちを向いているか、本体に埋め込まれたようになっているかの2種類に大別できること。また、埋め込み型の方が高額だということなんかがわかってきたのでした。

やはり業界的にお勧めメーカーはベビーロックとのこと。メーカー名からしてわかれよと言わんばかりである。
そして、その中でも、カミュ?いや久保田早紀の曲名からとったような”衣縫人”と、平安時代みたいな”糸取物語”がいいらしい。
♪ちょっとまってよ、ねー、なんて言ったの今♪by工藤静香(キムタクの嫁)。
はっきり言ってネーミングは間違えてもセンスがいいとは言えない。ちらっと見てみるも、外観もはっきり言ってあまり好みではない。さらにそのロゴが半端なく。。。。。。。DA  さ  イ。

何でわざわざ文字を流れさせたのだろう。
(すみません。言いたい事言って。あくまで個人の感想です。ここは言論の自由が一応ある国です。)
折角いいものを作っているのに勿体ない!!性能がいいはずなのに、という事です。

色々見るうちに「ロックミシンのデザインに期待するのは野暮ってものよ。」という声が自分の内側から聞こえるようになりました。気に入ったデザインのものをかなり後に見つける事になるのですが、この時はとにかく「ロックミシンと名のつくもので2本針4本糸」これだけでした。

当然ですが、前出ベビさんの2シリーズは大人気の為、中古でも高額、さらに気に入らないデザインのものは買いたくので当然脱落。

そして必要な機能がついているし、動くようだし、どれも一緒に見えるからと適当に気になったものに入札したら、JANOMEのMY LOCKさんがやってくることになりました。(ロックミシンではマイナーメーカー) MY LOCKさんについはまた次回以降に。

最後に今回のBGM。
 

2014/03/23

繕い縫い。ソックスはなかなか買わない。

ミシンを買って経済的に最も効果があったのが、繕い縫いをするようになった事、補修・補正を自分で出来るようになった事である。

もちろん、布や革や資材を買ってきて自分で鞄や服などを作ることもいいのであるが、これについては安く良い服がいくらでも手に入る昨今、生地が意外と高いので、思ったより経済的な効果はない。
一方、既にあるもののサイズを変えたい、古い大き目の服を今の流行の小さ目、細めにしたい時などに非常に役に立つ。

そして、私はミシンを買ってから一回もソックスを買っていない。子供のころすぐ靴下に穴が開くので、母親が靴下の穴を縫ってくれたが、それが何となく嫌だった。綺麗になっていればいいのだが、どこか不恰好で、貧乏くさい気がして新しい靴下にしてもらいたかったものである。
が、今は違う。お気に入りのそこそこ値段も出して買った靴下が、すぐにかかと後ろがすり減って裂けたり、指の先に穴が開くことがある。ミシンを買う前まではそれをしぶしぶ捨てていた。しかしお気に入りなので何となく寂しい思いをしていた。

ミシンを買ってからは全てこの穴に繕い縫いを施している。この時に役立つのが、ベルニナ・ホリデーヌ系についている繕い布枠という部品。


これに靴下を通し、刺繍枠の要領で穴部分をこの枠にかけ、フリーアームにして3点ジグザグで繕い縫いをしていくのだ。時間もあまりかからない。

実例紹介

手順

結果

エレクトロラックス(Husqvarna)6690の英語の説明書にも’Darning Socks’ソックスの繕い縫いのページがあった。その時はどうやるかイマイチわかりにくかったので、やっていなかったが、RCM1230 が来てからは“穴が開いたらすぐ補修“をしている。おかげで靴下代がかなり節約されているし、お気に入りの靴下が長く履けて本当に嬉しい限り。大活躍の繕い布押えなのでありました。

Viking Husqvarna 6690のDarning Socksのページ
RCM-1230繕い縫いのページ

以前は海外でもソックスを繕い縫いしていたんですかね。最近のミシンはどれを買ってもソックスの繕い縫いの説明ページはあまりみかけません。ベルニナも繕い布枠が標準装備だったのはホリデーヌシリーズまでで、最近のものにはついていません。水平釜でアームが太くならざるを得ないのでソックスをアームに通すのが難しくなったのもあるかもしれませんが、やはり生活の変化ですかね。

なお、繕って長く着るという精神は今や忘れられそうになっていますが、とても大事な事だと思います。「繕う」事の良さは無印良品のフリーペーパー、くらし中心のNO10で特集されています。
http://www.muji.net/img/lab/booklet/pdf/lab_booklet10.pdf

ここに出ているプロの仕事ではなくても、自分で出来る繕いで長く愛着を持ってモノを使い続ける事ができることをミシンが教えてくれました。

2014/03/22

ミシンでらくらくボタンつけ

エレクトロラックス6690君にはボタン付けのモードがついていた。2.5㎜とか3㎜くらいに標準設定はされているが、ふり幅はボタンによって調節するようになっている。これ最初見た時は感動した。ボタンを家庭用ミシンでつけられるなんて、と。

でもこの機能、模様選択に入っていなくても、ドロップフィード(送り歯下げ機能)がついていて、ふり幅の値を設定できる家庭用ミシンであればどの機種でもできる事です。
最後にふり幅を0にするor直線縫いを選択して数回止め縫いすればいいです。

なお、縫い終わった後ボタンと布の間に糸を入れて、ぐるぐるやって結ぶということもソーイングのテキストに書いてありましたが、私は面倒なのでいれていません。

ハスクバーナはこのボタン付け機能を結構多くの機種で採用しているようで、標準付属部品の中にボタン付けをするための部品がついています。
それがこれ、ボタンと布の間に空間を作るためのものです。
これは縫い初めに送り歯が斜めになるときにも、補助板として使えるのでとても便利です。
また、ジャノメはじめ日本メーカーにもボタン付け押えがついているものが多いです。
左がハスクバーナのボタン付補助板 、右がジャノメなどのボタン付け押え
もちろん、アタッチメント豊富なベルニナにもボタン付け押えNo:18があります。オプション扱いなのでいつか購入できればと思っています。

                         

2014/03/21

ベルニナのソーイングテキスト 英語版

“A STEP BY STEP GUIDE TO YOUR BERNINA” Jan Saunders


20年以上前に書かれたと思われるベルニナユーザー向けのソーイングブック。メーカーが作ったものではなく、出版会社から発行されている本。
針や糸、布の厚みの対応表や押えの種類、縫い方やちょっとしたテクニックが書かれています。興味があったので古本を購入しました。
英語なので理解に時間がややかかりますが、役に立つ部分もあります。

これと同様のものとしてベルニナやハスクバーナなどミシンメーカーが開催するワークショップでテキストが販売されるらしい。
分厚いロゴ入りバインダーに押えや縫い方の説明、場合によっては端切れ布にステッチをかけた実物縫い見本がついた、まさにミシンの百科事典。持つことに非常に喜びを覚えるであろう作りになっています。

エレクトロラックス6690を買った時調べたら、海外のサイトでそのバインダーブックが売られていた。買おうかと思ったのですが、それと同じ内容のものがWEB上にありました。タイプライターで打ったような文字のテキストとシンプルなイラストで構成された雰囲気の良いものでした。
6690さんをメインで使うなら買ったでしょうが、そうではないので購入はやめました。

いずれにしても趣味性の高い商品で、こういうブックは持つことに喜びを感じられるものす。だから多少高くてもワークショップに出た人は買うのだと思いました。

2014/03/20

奥深いミシン針の話

針って日本ではオルガンが一番有名ですよね。オルガンと言えばサン・サーンスのオルガン付という曲が好きなので、それをBGMに今日はミシンの針の話です。



純正の針というのは各社出しているようですが、ほぼ市販品と変わらずパッケージだけ変えてあるものが多そうです。とはいえ、純正のパッケージって嬉しいですよね。

私もベルニナの針ケースがカッコよくて好きだというのは既に書きました。ベルニナはシュメッツ針推奨ですが、純正針はシュメッツのものとやや長さが違うそうです。
ベルニナ純正針セットは針の号数をミックスしたのものと、同じサイズだけ5本10本と入ったものがあります。

ちなみにハスクバーナもシュメッツ。ハスクバーナのミシンを買うとシュメッツのパッケージのまま入っているようです。やはりヨーロッパではシュメッツなのでしょう。シュメッツの針ケースも好きですが、オルガンのこの緑の入れ物も好きです。こちらはJUKI HZL-7800を買った時ついていたものです。
左がシュメッツ針(台紙は代理店により異なる。) 右はオルガン針の薄い紙パッケージ
職業用や工業用ミシンなどに使うDB丸針もオルガン、シュメッツのものが一番手に入れやすいです。少し前ニット用のボールポイントSPも買ってみましたが、まだニットを本格的に縫っていないので使っていません。革・レザー用も専用針があります。

ベルニナの説明書・針の説明
そして針の号数はアメリカ・日本とヨーロッパでは数字が違います。シンガーのミシンを手本としてきた日本はアメリカと同じ号数です。

数字が小さくなると細く 9号がEU65、10号が70、それより太いものは11/75 12/80 14/90  16/100  110/18 120/19という感じです。(殆どの方がご存知の事と思いますが、念のため。)

日本の家庭用ミシンでは16号まで対応しているものが多いです。
ベルニナの説明書では110,120も記載されているので、ベルニナではより太い針も使用できそうです。尚、ベルニナの一部説明書に110~120は18~20番と書かれていますが、針販売ページの対応表では120は19だと書かれています。
http://www.andomishin.com/mishin-rekisi.htm

また、ミシン針を使用する時に困ることは、針に書いてある文字が小さすぎて何号の針かわかりにくい事です。明るいところで見れば何とかわかるのですが、拡大鏡を通してみないとわからないこともあり、それを解決してくれるのはオルガンの針。14は赤、11は黄色といった具合に軸部分の色分けをしてあるものがあります。9は青、16は緑です。
これは本当にストレスなく使えますので、シュメッツ推奨のミシン以外ではやはりオルガンの色つきが便利です。

なお100円ショップで買える針もオルガンと同じ11は黄色、14は赤のパッケージに入っています。針には色が入っていませんが。
左が11号、右が14号の針
最近シュメッツの色つきも見つけました。
これ軸のやや下あたりにちょっと色がついているみたいです。これは青色14号。他のサイズの色は忘れましたが、シュメッツに色つきはないと思っていたので意外でした。

2014/03/19

代用品で済ませるか。 ベルニナ押えアダプターの話

ベルニナの押えやアタッチメントが豊富で魅力的だというのは、前回、前々回も触れたが、何せこのアタッチメントさんたちは非常に高価だというのがネックです。
ミシンにかけるお金に糸目をつけない人ならいいですが、誰もがミシンに割ける支出はある程度決まっています。であるなら、安いに越したことはないのが人情というもの。


そんな期待に応えてくれるのが、ベルニナ押えNO.75 のローシャンク
用アダプターというもの。

一部のベルニナフリークやベルニナ取扱いミシン店の方はこのアダプターじゃぁ、ベルニナの良さが十分に発揮できないと言うかもしれません。でも、私はこれで十分だと感じました。

手芸店で買った400円程度の家庭用三巻押えを、このベルニナ75のアダプターにつけて使ってみましたが、何の問題もなく三巻をしてくれました。テフロン押えなどが必要な場合もこれで安く済みます。

 

ただし、ベルニナは一般的な押えにあるもの以外にも便利なものがたくさんあるので、それらは純正品を買った方が、楽しみが増える事は間違いありません。

私が買ったNo75以外にもNo77ハイシャンク用のアダプターもありますので、こちらもいずれ必要に応じて買おうかとも思いますが、今のところは75だけで十分です。

2014/03/18

変わらないということ。

魅力ある数々のベルニナアタッチメントは長く変わらずに販売されている。ベルニナも一度新型にアタッチメントが変更されたが、旧型のRCMやホリデーヌなどに使うアタッチメントが今でも販売されている。こういうのも有難い。

ミシンに限らず日本のメーカーは最初の特典としてあれこれと使うかわからないものを付けたがるし、機能をいろいろ内蔵して売ろうとする傾向がある。そしてモデルによって付属品の形状が違うのでどれが自分のモノに合うのか購入者はわかりづらい。
一方、海外のメーカーは日本のものに比べれば機能が限られている場合が多いが、基本性能やベースデザイン、ポリシーはちょっとやそっとでは変えない。容易に構造を変化させないし部品も共通で使えたりする。

ベルニナと同じスイスのバーミックスしかり、ミーレの掃除機しかりである。長年ベースのデザインは同じ。
 


高いが長く愛着を持って使えるもので、何年たっても古いとは感じない作りになっている。高くても買ってよかったと思えるのである。
これは何もメーカーだけの問題ではなく、消費者の側にも問題がある。あれこれついたお得に見えるものを欲しがり、古いものを使い続けるより買い替えた方がいいと、どんどん新しいモノを買っていく。
社会全体の問題ですね。

日本でも、最近はダイソンの掃除機、ケルヒャーの高圧洗浄機などが家庭に浸透し、消費者意識もちょっとずつ変わりつつあるのかなと思うが、ノートパソコンやテレビ、スマートフォン、掃除機、冷蔵庫、デザイン的にメーカーによる違いが全くないので、大型電気店に行ってもつまらない。全部同じで選べない。

ガラケーのころはまだメーカーによる特徴があったが、スマートフォンはほぼ一緒。消費者としては選ぶ喜びがない。もっと工夫してこだわりのあるモノを作ってほしいものである。半年に一回新しい商品を出すなんて異常な事だと気づいてほしい。自分たちが折角作ったものに対する冒涜である。


赤色の魅力、アタッチメントの魔力

ベルニナの魅力と言えばずばりアタッチメントである。
アクセサリーカタログを見ているだけでもワクワクする。



で、付属するベルニナ純正針のケースも赤が何とも美しい。



この赤は決して中国の朱色よりの赤ではない。より鮮やかなスイスの国旗、白十字を際立たせる赤。
赤というのは微妙に配合が違うだけで、本当に印象が変わる。青は配合が変わっても(水色でもターコイズでもネイビー寄りでも)クールな印象をある程度保ってくれるのだが、赤は違う、使い方に十分配慮しないといけない色である。
しかしこの絶妙な色。これはイギリスのユニオンジャックやフランスのトリコロールの赤とも違う、スイスの旗が持つ赤である(≒デンマーク&オーストリア)。日の丸の赤とも違う、ましてや赤ヘル広島カープとも違うのである。



私はこのベルニナの潔い赤色が好きである、そして、部品を買うとついてくるブリスターパッケージも何とも愛着のわく感じ。買って揃えたいという気持ちにこたえてくれるようなパッケージです。日本のメーカーでは前出のJUKIは部品の入れ物も青色で綺麗です。その他メーカーは、まあ、、、、。


アタッチメントについては次回も書いてみます。

2014/03/17

ベルニナ・ホリデーヌの糸通し器

ベルニナ・RCM-1230やホリデーヌシリーズには、日本メーカーが当時から搭載していた自動針糸通し器がないので、手動の糸通し器がついています。

こんな形のもので、ミシン本体の右側に収納されています。
これ、説明書を見てもイマイチどうやって使うかわかりませんした。
だから、やってはみたものの全く糸が通らないし、どうやったらこれで通るんだろう?という疑問が晴れないまま長くそれを使わずにいました。ネット上で調べても、これについて書いているものはあまり見かけなかったので、結構調べたもののわからずじまい。

ただ、ふとした事で出来るようになりました。忘れてしまいましたが、何となく勘でこういうことじゃないかと思ったような。。。。。
糸通し器先端が針をはさめるように二つに分かれているのですが、その間に細い針金のようなものがついていて、そこに糸をひっかけるようになっています。この針金がどちらかに曲がっているとちゃんと針穴に入らないので、曲がっていると思われるものは、軽く触って動かしてみることで針穴に合うようになります。

そして、糸をひっかけて、針上部から下にスライドさせていくと、その針金が針穴のところに来たときに穴に糸を押し込む形で糸が通ります。後は針穴後ろにできたループを引っ張って糸押しが完了です。慣れれば、とても便利なものです。
右下最後は写真で見やすいように糸が押えの上になっています。使用時は押えの下になります。
なお、100円くらいで買えるこちらの昔からある糸通しも私は好きです。

ちなみに、ベルニナ糸通し器はその後のシリーズからは自動針糸通し器がついたものが出てきたからか、付属しなくなりました。他のミシンにはないホリデーヌの特徴の一つとして記載しておきます。

ベルニナのボビン

ハスクバーナ同様ベルニナも専用のボビンがあります。

そして純正はやはり高い。日本では1つ130円である。ただし、このボビンが非常に精工に作られたメタルボビンでやはりこの値段はしょうがないのかと納得する品なのである。
    
ベルニナ純正ボビン













ハスクバーナ同様どこでも売っているわけではないので、このボビンも入手困難である。
ただしベルニナ販売取扱店に行けば大体置いてあるので、そこに行けば売ってくれる。または通販もしてくれるところもある。

つかんだ情報では、広島の大鳥ミシンさんと、大阪のミシンショップマツモトさんが親切に対応してくれるようです。私は家がより近い方、マツモトさんにお願いした。
自分の使っている機種(RCM-1230)のボビンを買えるか問い合わせたところすぐに”あります”と返信を頂きました。折角だからと、送ってもらうのではなく買いに行ってみた。初めてミシン屋に入ったが、とても感じのいい方が対応してくれました。お勧めのお店です。
東京方面では新宿オカダヤのミシンコーナーにベルニナの部品・ボビンが置いてあるとのこと。

刺繍などをしない場合、メインでベルニナを使うにしても、10個から20個近くあれば普通は困らないはずです。自分もそれくらいの数を持って使いまわしています。


2014/03/16

一針縫いの便利さ

前回もちょっと触れたが、私が感じるベルニナの魅力の一つに一針縫いがある。
フットコントローラーの手前部分を踏むと、針が布に刺さり、もう一度踏むと針が最上点まであがる機能。

このコントローラー手前部分を踏むと針が落ち、もう一度踏むと針があがる。
後に使った厚物用工業用ミシンでもこの機構があった。職業用にも一針縫いボタンがあるし、針止め位置設定があればその他のミシンでもそのボタンを押せば一針縫いは出来る。ただし、足で出来るというのはいいのだ。

そしてもう一つ、よく便利だと言われるはニーリフターである。確かに便利だが、自分は普段あまり使わない。「ああー、ここ膝上げレバーつけておけばよかった」と思う事は時々あります。が、テーブルの下でレバーが足の邪魔をして、自由にならないのが嫌なので、ちょっと不便でも手で押さえを手で上げるのが好きです。


キルトなどをする人は確かに使える機能だろうし、工業用には結構ついているからやはり便利なのは間違いないのでしょうが、個人的な感想です。

また自動糸切も、他の人ほど重視していません。確かにボタン操作で糸を切ってくれるのは非常に手間なしで、最近はフットを踏んだら切れるものもあるようだが、思うように切ってくれるとは限らない。何より縫い終わった後、布を引っ張り鋏で切るというこの動作が割合すきなのである。

そして昔からある金属の糸切バサミよりも、100円ショップでも買える通常のはさみの小型版の糸切がお気に入り。

左が100円ショップのもの、 右がよくある糸切バサミ

道具というのは人それぞれ好きなものがあり、高い安い、一流ブランド、そんなことは関係ない。使いやすいのが一番である。

2014/03/15

やっとのベルニナ。購入ミシンNO.5 リッカー・ベルニナRCM-1230

前回不動のものに手を出すという禁断の行動に出てしまった後、修理屋さんにいくら位で直るか数件問い合わせると、大体20000円以上、25000円くらいはかかるのではという見積もりが。
そこまでしてこれを直して使ってもなぁという結論に至り、やはり動くベルニナに出会いたいと、せっせと捜索を開始。

この当時、180型というホリデーヌより新しめの機種をオークションにて発見しました。どうしても欲しくなり入札したものの、あまりの高騰に落札できず、頭から離れない状態に。もうちょっとのところで逃した獲物は心に大きな跡を残すもの。それをきっかけに入手方法をいろいろ考えてみるも、その時はとりあえず180はあきらめ、ホリデーヌ1240の1つ前の同等機種RCM-1230を手に入れたのでした。


ジャンク品のホリデーヌ1240の筐体を見た時、デザインは好きだが、どうにもホリデーヌというカタカナ文字フォントが気に入らないと思っていたので、ホリデーヌと書かれていないRCM-1230は、まさに願ったり叶ったり。


そして、このミシンを実際に使ってみて、究極のミシンに出会ったと思いました。

今までのものと明らかに違う操作性、デザイン、かつ見目麗しいオプション押えの数々、なにやら不可解なループ状の部品(これが後に大活躍)、ベルニナロゴの入った定規、膝上げレバー、安定した大き目フットコントローラー、エクステンションテーブル、これでもかという付属品の応酬。そして音がやばい!これ、本物の機械だ。

フットコントローラーをかかとで踏むと針が落ち、また踏むと針が上がる。これなんと便利。
そして、自分が踏んだとおりに針が動く、滑らかな加速と減速。
上質の車のアクセルのような滑らかな動き。そして手を添えなくてもまっすぐ布を送る安定した送り機構(ボックス送りによるもの)、もう非のつけどころのないミシンだと思いました。

このミシンを手に入れて、何個か一気に鞄をつくりました。ミシン購入のきっかけにもなった革のトートの持ち手も難なくRCMさんで完了。もうこれ以上のものはない!そんな感じでした。



ボタンホールも鳩目があって、模様も何とも綺麗。古いため安定性がイマイチだったエレクトロラックス6690さんより縫い目がしっかり。もうこの時点で勝負は決まっていました。

あえて、であるが足りない部分を指摘するとすれば、押え圧調節がない事と、懐が後の機種に比べてやや狭いという事がある。
ただ、大型のキルトをする人以外あまり不都合を感じないだろうと思う。ちょっとくらい足りない部分があった方が自分でも工夫をしてみたりするので、これで充分です。

再度言います。これは本当に優れたミシンです。自動糸切などはなく、最新のミシンに比べたら足りない機能はありますが、縫い性能や操作のしやすさを考えると、これ以上のミシンはなかなかありません。

ベルリナ??バーニナ?? 購入ミシンNO.4 ホリデーヌ1240 完全ジャンクのインテリア

ベルニナ。 なんともまた愛らしい軽やかなネーミング。
これ、なんか良さそうだな。と言うのがその名前についての最初の印象。どうやらスイスの山の名前から来ているらしいので、ベルニナと検索すると、ベルニナ急行というこれぞスイスと言わんばかりの光景を通る鉄道が引っかかってきます。


ネットで見るとたまに“ベルリナ”と書いている人がいますが、ベルニナです。こういう間違い気になる質です。
アルファベットで書くとBERNINAなので、英語ではバーニナ(バとべの間くらい)に近いものと言えます。これに近いものしてベルリンとBERLINがあります。
以前カナダでベンチに座って人を待っていたら、ボストンから来たという知らないアメリカ人おじさんに話しかけられ、いろいろ外国に行った話をされて、バーリンと言うから、「へ?それどこ?」 と聞いたら、Germanyのというのでベルリンの事だとわかったのですが、「あーベーリン、バーリンね」と言ったものの、何度も発音を直されました。一度頭に入っているものは発音修正するのが難しいです。

そんな事はさておき、外国ミシンの雄、高級ミシンの代名詞ベルニナ。日本では80年代後半くらいからリッカーが販売会社となり、10数年リッカー名でベルニナのミシンが作られてきました。最初見たミシンはホリデーヌ系の一番よく見る1240。その縫い見本を見て、その折り目正しくも、ビューティフーな模様に心を奪われてしまいました。

これ欲しい。既に6690さんもあるが、これの方がなんか良さそう。しっかりと厚みも縫えそうな気がする。でももうミシンはいらない。今あるものをどうするんだ? いや、あれをどうしても使ってみたい。おい、6690さんはどうするんだぁっ!内部葛藤が始まります。

と言いつつ、ここまで思ったらもう止まらない性格は一番自分がわかっています。止める気持ちよりも進む気持ち。
そして何の因果か禁断の中古ミシン、電源が入らないというジャンク品に手を出してしまいました。(コインで買える程度の値段でしたが)。
その1240は結局押えやボビンケースもなく、本体、フットコン、テーブル、ケースなんかはありましたが、結局不動。とはいえこの値段で本体を見られたので、その時は単純にこれがベルニナかーと嬉しかったものでした。

オブジェとして数日機能しました。


2014/03/14

究極のデザインミシン、そしてミシンアート

初のヨーロッパ製ミシン、エレクトロラックス6690さんを手に入れて、自分がまだ知らない今までにない形のミシンが探せばあるのではないかと考えました。
そして、いろいろネットで見るようになってしまい、外国では日本に入ってきていないミシンメーカーがいくつかある事もこの頃知りました。
今回は、今までにネット上で目にした中でカッコいいデザインのミシンをいくつか紹介してみたいと思います。

これは製造に至っているかわかりませんが、とてもクールなデザイン。
http://www.yankodesign.com/2013/07/17/sewwwww-cool/



日本に入ってきていないミシン企業で、海外で有名なのはイタリアのNECCHIとドイツのPfaffがあります。

NECCHI社には、かつてプロダクトデザイン界でその名を轟かせたジウジアーロにデザインを依頼したこんなかっこいいミシンもあったようです。
出典:http://www.italdesign.it/en/projects/id_progetto_125/

このミシン日本企業ジャガーからも LOGICA591として発売されていたようですが、あまり見かけない幻のミシンです。
NECCHI社も今は製造を他社に依頼しているのか、日本メーカーと同じようなものしかなくなっていますね。
http://necchi-usa.com/

PfaffはいまではHusqvarnaと同じ企業の傘下らしいのですが、他の追随を許さない外観をもったミシンが色々あるのを知りました。まだPfaffの家庭用ミシンは手にしたことはないですが、いつか手に入ればという感じです。
家庭用は販売されていませんが、工業用は日本でも結構使われているようです。
http://new.pfaff.com/

たとえばこのPfaff Crative 3.0なんかも近未来的です。
女性的な柔らかいハスクバーナのデザインと比べて、より機械っぽい外観です。 

  


デザインとは関係ありませんが、ミシンのオーケストラ、ヴィンテージミシンを使った音のアート。面白いので紹介しておきます。

     


上記ほどデザインがとんがったものを手に入れるのはなかなか難しいですが、エレクトロラックス6690さんをきっかけとして、私のミシン購入はもっといいデザインのミシンという方向に追究のベクトルが動いていったのでした。そして、日本での外国製ミシンの代表格、ベルニナさんへと興味が向いて行きました。
ベルニナさんとの戯れのやや長い旅は次回から。