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2014/04/04

電動ミシンへの親近感。レトロかわいいミシン。購入機NO.8 リッカーRZ-701

思いのほか安く購入できたリッカーRZ-701。他にはないカラーリングで“レトロかわいい”と勝手に思っているこのミシン、3段階の針基線移動、送り長さ調節、振り幅調節、ドロップフィード、押え圧調節6段階くらいなど、見た目からは想像できない程、基本的な機能がほぼ備わっています。

70年代のミシンで電動の為、針の停止位置の設定はできませんが、それはあまり問題とは感じませんでした。

押えも豊富についていて三巻押さえも標準装備。消費電力85Wでそこそこパワーがあります。

そしてこのミシンは何故か垂直半回転ではなく、全回転釜を採用しています。ボビンも職業用などと同じサイズのものです。そのためか縫いが安定しています。前面赤色部分はプラスチックですし、大きさもややコンパクトですが、懐は狭くなく、全体は重い素材を利用しているので、本体もぶれることがありません。

最初やや音が高いかなーという印象でしたが、説明書にあった注油箇所に油を注していくとだんだん軽くなってきました。
昔のミシンはこうやって自分で油を注すことによりミシンが元気になるのが楽しいです。植物に水をあげるような感じで、元気を取り戻したり、拭き掃除してあげたりしてだんだんと部屋になじんでいくのを見るのが何とも嬉しいのです。

届いた時はかなり汚かったこのケースも、上下左右に補強材が入っていて旅行用トランクのようで、往時のメーカーのミシンへのこだわりが見て取れます。今の製造ポリシーとは全く違うのだと感じます。

なお、このミシンも説明書がついていなかったのですが、何とかリサーチ力を駆使して、アメリカで販売された3600という型番のものがほぼ同じだという事を発見し、その説明書をダウンロードしました。
古くてあまり売れた商品ではないのかWEBでもあまり情報を得られませんでしたが、世界を探せばどこかに情報は落ちているもので、説明書をアップしてくれた人に感謝です。

(使用感おまけ)
このミシンは革なども貫通して縫えましたが、送り力はリッカーベルニナRCM-1230やJUKI HZL-7800 に比べてイマイチです。

2014/04/03

Forever Riccar

リッカーミシン。私の中ではベルニナの販売会社としての認識からスタートしたリッカーミシンですが、実はミシンに興味を持ち始めるまで全くその名を知りませんでした。それもそのはず、会社としてはかなり前に倒産したようです。

そういえば2011年にシルバー精工も倒産し、ミシンを製造していた会社がまた一つその灯を消しました。こうやっていろんな会社がなくなっていくのは何となく寂しいものです。ただ、そのメーカーが作ったモノはいいものをつくってさえいれば永遠に存在し続けるのです。

当時リッカーが販売したベルニナの筐体にはどこかに必ずリッカーという名前が入っていますし、私は個人的にこのリッカーのロゴが大好きです。ベルニナにも負けず劣らずの何とも言えないレトロ感がありつつもモダンな形になっています。

ベルニナはその名前もデザインも、何とも言えない愛玩機としてのかわいさがありますが、リッカーがその販売会社になったのも納得できるほど、リッカー自体も他の会社より軽やかさと柔和な感じがします。いわゆる親和性が高いというやつです。そのリッカーも70年代まではメーカーとしていくつもミシンを作っていました。性能については定かではありませんが、私はデザイン的には好きなミシンがいくつかあります。

R-135のシンプルなベージュ、赤色がきいた直線ミシンRW-15、コンパクトなマイティシリーズなど、かわいさがあるミシンが色々あります。性能は別にすればこの雰囲気のデザインでは日本の他のメーカーよりもいいと私は思います。
そして写真を見て、あ、これ欲しいと思ったのがRZ-701という機種。そのミシンについては次回に。

マイク・エーブルソンさん

★ベルニナのミシンを日本で販売していたリッカーですが、実はハスクバーナのミシンもリッカー名で発売したことがあるそうです。茶色のボディのもので、これはあんまりいいデザインとは思えませんでした。

★Ku:nelの2006.3.1 Vol.18によると、渋谷のPOSTALCO、マイク・エーブルソンさん(アメリカ人)もリッカーの古いミシンをずっと使い続けているらしいです。味わいのある縫い目になるのでこれしか使う気がしないとか。カリフォルニアで過ごしていた学生時代に友達がゴミ捨て場から拾ってきてくれたものだそうです。