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2014/07/18

パワーのわりに送り力・貫通力がないLOGICAはん

LOGICAの音がかなり大きい事は既に書きましたが、モーターの大きさを活かしきれていないのか、このミシンはあまり貫通力がないようです。

貫通力をチェックするために革を2枚重ねで縫ってみましたが、なんと、その電力の大きさのわりに、、、、ちゃんと縫えませんでした。

針は貫通せず、送り力がイマイチなのか、革を送らず詰まってしまいます。
ウーン、ウーンとかなり大きな音がするのに、全然ダメです。これはどうしたものでしょうか。
オブジェとしては最高ですが、実機としては期待はずれです。

この革の2枚重ね、ベルニナや職業用SPURはもちろんのこと、JUKI HZL-7800、エレクトロラックス990、ジャノメHL2-350、シンガー15-91なども問題なく縫う厚さのものです。

カッコばっかり!! て言われてしまいそうなミシンです。
まあオブジェとしては最高なので、それでいいですが。

2014/07/16

LOGICAの兄弟分Sears Sensor Sew 100とNECCHI, JAGUAR, KENMORE

NECCHI LOGICA591について、前回・前々回と書きましたが、このミシン、アメリカのSearsというデパートのオリジナルブランドKenmoreのSensor Sew One Hundred としても販売されていたようで、こちらの方が販売数も多いのか、比較的手に入れやすいと思います。

私はロゴ文字の綺麗さや全体のバランスを考えると、Sensor SewよりもこのNECCHIオリジナルモデルのデザインが好きです。

私の買ったものは説明書がついていなかったので、Sensor Sewの説明書を手に入れてそれを参照しています。表紙のイラストもNECCHI LogicaとSensor Sewは同じもので、イタリア感満載、ソフィアローレンの映画の看板のようにも見えます。押し出しが強すぎる~~ 顔が濃くて、勢いありすぎるこの方々をご堪能ください。

ジャガーは、日本でロジカを販売していた会社ですが、VELVET MT-303という職業用ミシンでもこれと似たイラストの説明書がついていたようです。やはりジャガーとNECCHIは親近性があるのですかね。大阪とイタリア、濃いー土壌は一緒です。
また、ジャガーのヒット商品Jaguar MateはかつてKenmoreブランドにてアメリカで販売されていたようです。ここもコラボレーションしているので、NECCHI, Jaguar ,Kenmoreトライアングルといったところでしょうか。

外観だけではないNECCHI LOGICAの驚くべきユニークポイント

このミシン、フットコントローラーも変わった仕組みになっています。

一見何の変哲もないコントローラー、実は普通のものと違って手前を踏むと動くのです。常識を裏切る構造です。車のように手前でアクセルを踏み込んでいく形なのです。
基本的にミシンのフットコンの奥を徐々に踏んでスピードを上げていきますが、これは逆。
奥を踏んでも動かないので、最初、フットが固まっているのだと勘違いしました。ちなみにフットコンは日本製です。

さらにボビンケースが特殊。垂直釜とは言い難いが水平釜でもない。視線にはいるくらいに斜め上を向いているのです。

垂直釜の場合、ボビンが向こう側に向いて入れるので、手前からはどれくらい糸があるかは見えませんが、これは手前に向けて透明プラスチックのボビンを入れるので、水平釜と同じように糸の残量が見えます。
ボビンの回る方向は反時計まわりで普通のものとが逆方向です。

はずみ車はここ。針の真上あたりにあります。筐体やパワーの割に小ぶりです。



送りは最大6mm ふり幅は最大8㎜です。
送り歯ダウン、押え圧調節、糸調子ダイヤル、2本針使用のための糸たてなど必要な機能は揃っています。

そしてこの変わった形のミシン、どうやって持ち上げるのかと思っていましたが、ここにハンドルがあります。使わない時は奥に収納できるのですっきりしています。

さらにさらに、このミシン、想像もしていませんでしたが、驚きの仕掛けがあります。
それは、ここ。

良く見ると勘のいい人やミシンに詳しい人は気づくと思いますが、針板を回転できるようになっています。
直線用の針板と通常のジグザグ針板が一体となっているので、手前左の白いレバーを捻って、クルリと回せば直線・ジグザグ用と簡単に切替できるようになっているのです。


イチイチ針板をオプションで用意しなくてもいいのです!! 以前、ジャノメの815の紹介で直線時針板の穴がふさがって小さくなると書きましたが、こちらはそれよりも完璧な直線針板形状になっていますので、ジャノメのものよりいいです。
なんて便利な機能を入れているのだと感心しました。そんなに難しい構造ではないのになぜ今のミシンではこの機構がないのでしょう。
特許をとっているのかもしれませんが、特許料を払ってもこの機構を採用したミシンが出てきてほしいです。

このNECCHIのミシンは、デザイン的にも機能的にも比べるべきミシンが見当たりません。究極だと感じるのはユニークな外観だけではなかったのです。
嬉しい驚きをいくつも持った、エバーグリーンのミシンです。

2014/07/14

数十年前の近未来。 購入ミシンNO21:NECCHI LOGICA 591

かなり前に究極のデザインミシンという投稿で触れた、NECCHIのLOGICAというミシン、ついに私の手元にやってきました。

イタリア・プロダクトデザイン界の巨匠、ジウジアーロがデザインしたミシンとして唯一無二の外観を持つこのミシン。とても今の感覚では生まれる事のない雰囲気が漂います。80年代から未来を見た時にこういうデザインが想定されたのではないかと。今や冷蔵庫や洗濯機まで家電とつくものは何でもコンピューター制御された製品がありますが、これほどデジタル家電がはびこっている現在ではこのようなデザインは思いつきません。スターウォーズの時代の未来志向・宇宙志向のデザインではないかと思うのです。


このミシン製造元はイタリアのNECCHI社ですが、日本のジャガーでもロジカ591として販売されていたようです。

購入したLOGICAはボビン挿入部カバーのヒンジが片方外れていたり、ディスプレイの数字表記で1つだけドット抜けしていていたりしますが、針は動きます。

私が買ったのは北米向けの製品なので、110/120V仕様ですが、1.3Aもあります。
ということはアメリカで使うと消費電力140-150Wくらいあるのではないかと思います。日本の電源は100V なので、そのまま使うとこれほどはパワーが出ないと思いますが、今まで使ったどの家庭用ミシンよりも大きな消費電力で、スピードも速いような気がします。
スピードは職業用ミシン並みではないかと感じます。ただし、音はかなりうるさいです。


また、電源をいれていると、駆動していない時もウーンとやや音がしています。どうやらこれはファンの音のようです。基板の熱を冷ますために、電源を入れている時は常にファンが回っているとのこと。
機能面の詳細は次回にするとして、今回は最後にロジカの外観を写真で紹介したいと思います。どの角度から見ても、ミシンとしての常識を裏切る形になっています。