それまでは、リッカーベルニナRCM-1230を最もよく使っていたのですが、1230の針板にはラインが入っていますが、数字は入っていません。
一方、同じベルニナでもビルティオーゾ160やアクティバ130の針板には10、20などの数字が入っています。10、20は針を中基線にした場合に針から1cm、2cmという事です。
これをメインで使ってみると、本当にこのラインに数字が入っているのは親切だなと感じました。
JUKI SPUR25SPにはさらに細かく、5,7,10などと入っています。
たまに端から0.1、0.2などもありますが、多くは端から0.5や1cmの場所を縫う事が多いので、これを意識するとよりまっすぐに縫えるようになってきます。
初心者のころは縫うのに必死で、そこまで目がいかない事もあり、縫う場所に線を引いてそれに沿って縫って行く方が確実ですが、慣れてくると針板のラインに裁ち端を合わせて縫うと1cmの縫い代で綺麗に縫えます。
0.1や0.2も感覚的に押えのこの辺を端に合わせてというように、それぞれのミシンの特徴に慣れれば使いこなせるようになってきます。
またこのライン以外にもまっすぐ縫う工夫としては、ステッチガイドのマグネットがあります。
職業用ミシンの押えセットみたいなのを買った時についていたものですが、これもいいにはいいのですが、カーブなどを縫う際には使いこなすのにややテクニックが要ります。
だから自分は直線時はたまにマグネットを使いますが、カーブを伴う時には針板のガイドを見ながら縫う方がやりやすいです。
職業用や工業用のハイシャンクの押えには、段付き押えというのがメジャーな存在で、この2段になった押えを使えば、ガイドの代わりとなり、マグネットよりも細かい2㎜などの幅で縫えるようになっています。段付き押えは、右左それぞれ1㎜、2.5㎜、10㎜など多くの種類が販売されているようです。
段付き押え、左右 |
ちなみにベルニナのものはこんな感じです。
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