このHA1と言われるミシンは一時多くのメーカーが同じ規格で作っていたものです。
ベースはシンガーの15種。
今では誰も知らないメーカーもあるようで、海外ではクローンミシンと言われているようです。
http://sewing-machines.blogspot.jp/2006/05/japanese-clones-of-40s-50s-and-60s.html
http://www.pinterest.com/laurainalameda/singer-15-clones/
モデルとしているのが、シンガー15種と同じなので、どれも殆ど違いがない。なぜこれほど多くの企業がこれを作っていたのか。
その当時ミシンがかなり売れる商品だった事もあるでしょう。流行・ブームになると一気に雨後の筍のように増える。そして、すぐになくなる。今でもよくありますね。ある食べ物が流行ると、その店ばっかり一時的に増えて、急になくなる。こういうのあまり好きではありません。
便乗、便乗。
このクローンミシンを作っていた中でも、歴史が他よりもあり、オリジナリティとポリシーがある企業が今でもミシンメーカーとして残っているのでしょう。
今や日本も技術先進国となりましたが、かつては欧米の工業製品を真似てほぼ変わらないものを販売していました。今の中国製品の事をパクリ、模造品として馬鹿にできるのかと思っていまいます。
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