2014/06/08

夏に向けてのソーイング、Part1 短パン

私の場合ミシンは専ら修正や補修、繕い。たまに小物を縫う事が多い。
前も述べたが、生地も普通に買うと高いので労力をかけて服を作ることをあまりしていない。生地を買う値段で、これでいいかという服があるからだ。

ただ、程よい端切れがいくつか安く手に入ったので、何かこれを使って作ろうかと思った。
5月終わりくらいから、だんだん暑くなってきた。そして、自分は短パンをあまり持っていない。
ずっと短パンや半袖シャツなど、夏用の短く切った服よりも、長パンツと長袖が好きだったからだ。
とはいえ、最近の温暖化でそんなことも言っていられなくなってきた。とにかく日本の夏は暑いので、半袖、短パンは以前よりも出番が増えた。
だから新しい短パンを買うなら、ちょうどいい生地があるからこれで作ってみようと思ったのだ。

参考にしたのが、型紙本「クライムキのメンズパンツカタログ」。

そして、作ったのがこれ。




幅110×100cmの端切れ布で、型をうまく並べて何とかこの生地だけで作ろうと思ったが、ベルト部分だけどうしても足りながったので、同系色の別布で作ることに。

短パンで縫う長さが短いので、かがりは家庭用ミシンのオーバーロック縫いを使いました。


パンツを作るのは初めてだったが、実際に作ってみて、気付いた事を書いておく。

●短パンは長いパンツを単純に切っただけ。
短パンも長いパンツも膝上は同じ型を使います。
だからはじめは紺色の短パンをつくりましたが、その後膝から下の型を取って、長パンツも作りました。(これについては次回)

●短パンの股下はS~LLまで同じ長さ。股上で寸法を変えている。(型によっては違うかもしれませんが、自分が作ったものはそうでした。)

●樹脂製のジッパーは長さ調節が簡単にできる。余分な部分は切ってしまって、あとは留め金の代わりにジグザグ縫いを使って糸で留め部分を作ってしまう。

●既製品のジーンズなどは縫い代を残していませんが、ドレスパンツは、ウェスト出しできるように股上後ろ部分で縫い代部分を切らずに残してあることに気づきました。
自分で作る場合、今後サイズが変わるかもと思う場合は縫い代に余裕を持たせておくのも手です。

●本に書いてある長さの布がなくても、縦横の布目を配慮して、工夫してうまく隙間が少なくなるよう配置すれば、本に書いてあるよりも短い布でも作れる。

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