2014/06/06

ロックミシンの不具合

購入した3本糸ロックミシンBL3-407も縫い調子がそろわない、ちゃんと縫えないということでした。でもこの時代のミシン、頑丈なのは感覚的にわかっていたので、ちょっとした不具合だろうと推察し購入。おそらく針の問題ではと。

このロックミシン、DC×1という針を使います。ちょっと短めの針です。
ただし、届いた付属品ボックスにはBL1という針が入っていました。

当然これではうまく縫えません。BL1とDC1では針の長さが違います。

DC1を探していくつか手芸屋を見てみたが置いてないところもあり、あったところも1000円近くするうえ、針号数9号しかない。11号と14号がほしいので、結局Yオークションで購入。とても早く届けていただいた。
メーカーはわからないが、とてもきれいなパッケージ、ブルーのこの針入れは407くんにぴったり。

届いてすぐに試し縫いしたときは、違う針(BL1)がついていたので、目とびして全然縫えませんでしたが、新しい針で縫ってみると、、、、
なんということでしょう!
それまで目飛びしてちゃんと縫えなかったロック君が何とも美しき環状の糸を形成するではありませんか。3本の糸が綺麗なかがり形状を描いています。

ロックミシンって家庭用ミシン程、不具合は少ないような気がします。耐久性は現行ロックも結構あると思います。目とびの原因を調べたところ、針の摩耗がほとんどで、その他あるとすればメンテナンス不足によるホコリ堆積や油切れなのだと認識。

家庭用ミシンみたいに模様を変えたり、針位置が動いたりせず、複雑な動きをしない反復運動の連続だからなのではないかと。

だから、ずっと使っていて調子が悪くて縫えなくなったロックミシンがあれば、まず針を疑ってください。ロックミシンの不具合に対して最初に行うのは針の交換だと思います。

次は油です。これを怠ると不具合が起きやすいです。My Lockも油を注していなかったために動かなくなったのは以前書きましたが、注油も非常に重要です!
BL3-407の説明書、注油について書かれた部分では、一番上の1か所には20-30滴注油と書かれています。この多さに驚きました。 その他は1-2滴です。
機種によって注す量は違うでしょうから、説明書どおりに定期的に自身でメンテナンスすることをお勧めします。


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