2014/07/04

水平釜2台目のセンサークラフトに注油。ミシンをいたわること。

一般的に水平釜のコンピューターミシンは注油が必要ないとされています。今までミシンをたくさん買ってきた中でも、水平釜はこのセンサークラフトで2台目。
1台目のハスクバーナ・エメラルド183は中古とはいえ、そんなに昔の機種ではないし、ほぼ未使用だと思われる綺麗なものだったので、注油といっても殆どしていません。

ただし、このセンサークラフトは20年以上前の機種で、一定期間以上使っていないと思われ、筐体も磨くまでは汚れがあり、ホコリも、多くはないですが、適度にありました。
まず外観を念入りに拭き掃除し、中を開けてホコリを取り除き 様子を見ながら注油をして、生き返らせていくというのが、中古ミシンを買って箱を開けた後にすることです。

今までは殆どが垂直釜だったので、ほぼ例外なく釜周辺に注油をします。
ただし、これは注油不要といわれた水平釜のコンピューターミシン。

どうしたかというと、、
躊躇なく注油!です。

前にもミシンの注油が必須という事をかきましたが、私の意見では、モーターを使った機械で、金属部品が擦れて動いているものは絶対に注油が必要だと思うからです。

本当はグリスを塗る部分に適切なものが塗れればいいのですが、そこまでの知識は残念ながらまだ私にはないので、ここは注油だなという部分にミシン油を注していきます。樹脂製の部分なんかは油をさすと劣化の原因になるらしいので、注油は金属部分に限りやっています。

このミシンも購入当初は、油切れのためか、プーリーを手廻ししてもやや重い感じがしました。
それ以外にも、自分の感覚的なものですが、全体的に油がない、乾いた感じの音がしたので、釜、針棒周辺の駆動部、その他筐体を開けてみて届く範囲の回転部分に注油を慎重にしていきました。
そして数日置いておくと、だんだんと動きが滑らかになりました。

ジャノメのロックミシンが油不足で全く動かなくなった事もありましたが、とにかく注油は必要だなと改めて思いました。そしてたまにはミシンを動かしてあげること。
これは本当に重要です。

栄養をあげてたまには面倒を見てあげる。これだけでミシンはいつまでも動いてくれます。
出来れば保管状態も良くしてあげて、たまにホコリをとったり、掃除してあげれば、相当変な使い方をしない限り、故障なんてしないのだと思います。
これはミシンに限らず、他の機械でもそうですね。保管方法が雑だったり、長期間放っておいたらダメになりますからね。


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