機械もの、車と同じくモーターで動くものなのだから男もきっと好きなはす。昔からミシンは主婦や女がするものという固定観念で見向きもしない傾向がありますが、やったらはまる人は多いと思います。テーラーやミシン屋はほとんど男です。ちなみに、某掲示板のミシン関連スレッドで発言している人って、男が多いような気がします。
そして、その人たちがもっと外に向けて発信したり、男向けのパターンブックが増えたり、手芸屋や生地屋でも男にも対応した店が出来てくればいいと思っています。生地としてはややハードなもの、革とかデニムや厚地を扱って、花柄とか薄地とかは少ない感じで。ちょうど東急ハンズと手芸屋の中間くらい。ミシンや手芸的な事をするのに男だと何となく気恥ずかしいとう風潮がなくなればいいと思います。私はまだやったことがありませんが、編み物もしかりです。フィンランドでは男も女も関係なく編み物をするそうです。
これは料理にも言えます。料理のプロは男が多いです。最近は男向けの料理教室なんかもありますし、弁当を自分でつくる男も多いとか。結局、固定観念を外してしまえば男も女も関係ない。女だって車好き、格闘技好きがいますし、トラックやバイクの運転が好きな人もいます。自分が気になってやりたい事をやればいいのだと思います。
食べ物だってそうです。男の甘い物好きも最近は人に言えるようになってきましたが、以前はそうではありませんでした。女だって吉野家やかつ丼などがっつり系が好きな人がいるはず。ホルモン食べてビール飲んでというのは女らしくないとか変です。女性しかいないカフェ、食べ物屋なんて欧米の国に行けばほぼありません。宗教的に男女分けられているアラブの国は仕方がないですが、日本はそういう制約がない国です。女しかいないピンクの内装のクリーンな店って、自由になれない熱帯魚が泳いでいる水槽みたいです。
女弁護士、女医、女教師、女社長いちいち職業に女とかつけるのは日本の嫌な文化です。看護婦や保母が、最近は看護士、保育士になったのは良い変化だと思います。
年齢性別関係なくやりたいことをやれる、それを人にも言える社会になってほしいと思っています。
男もすなる日記というものを女もしてみむとするなり。『土佐日記』
この時代からあんまり変わっていないのかな~。
こんにちは。はじめまして。
返信削除10歳から家にあったジャノメ671を覚え、今では立派なおっさんです。
とても興味深いブログでしたので3年前の記事でしたがコメントさせていただきました。どうもありがとう。
コメントありがとうございます。ブログを読んで興味深いと思っていただいたようでうれしいです。毎日皆が着るものに関わるものだし、機械だから操作していて楽しいし、ミシンって男も結構楽しめるんじゃないかと思いますよね。
返信削除もう十数年前から趣味で続けていた手縫いのレザークラフトから、
返信削除「ミシンでも革を縫いたい」
→「革を縫う前に、とりあえずミシンの事を知らねば」
→SINGERのミシンで帆布カバン作り
→「やべぇコレ楽しい」
→アンティークミシンを手に入れて、手回しに改造して革をガンガン縫う
→「せっかくだし布でも色々作るか」
→手回しなのを良いことに、厚手の帆布でブ厚いカバン作り
→「というか布から織るか」
→織り機を手に入れて、厚手の布をちまちま織る
→「もういっそ服とか作っちまうか」
→ロックミシン購入
→「なにマスクがないだと、俺に任せろ」
…という具合に、どんどん手芸にハマっております。今はコロナ禍の中、ひたすら布マスクを作っております。
私が住んでおりますのは地方都市で、いわゆる田舎です。
こういった地域では特に、「手芸」=「中高年女性の聖域」のようなもので、中年男性が一人で手芸用品店に入ると、不審者を眺める目で見られます…
非常に肩身が狭い状態ではありますが、めげずにフリマイベントなどに参加して、地道に活動を続けています。
記事を拝読し、とても強く共感を覚えました。
機械好きな男性は、ミシンでの物作りにハマる方も多いのでは、と思います。
これからも、手芸オヤジとして頑張ってまいります。
一方的にではありますが、同志を見つけたような感があり、大変嬉しかったです。
ありがとうございました。
コメントに気づかず返信が遅れてすみません。
返信削除以前はコメントを頂くとすぐにメールが届いていたのですが、何故か届かなくなっていたので、全く気付きませんでした。
嬉しいコメントをありがとうございます。
フリマイベントなどにも出されているとのことで、私なんかよりもっといろいろと作られて活動されているのですね。
それにしても織り機までとはすごいですね。私も興味を持ったことはありますし、買おうと思ったこともありました、が買いませんでした。
マスクも作られているということですが、自分で作れるという自信があれば、店頭から商品がなくなっても自分で何とかできると思えるから、気持ちの上でも安心ですよね。
年齢や性別に関係なく好きなことを好きなように出来る世の中であってほしいと思いますが、なかなかそうはならないのが現実でもあります。
靴や革なら男でもよくて、布なら何となく女性だろうという考えは、冷静に考えればおかしな話ですね。
男も布のものは毎日着ますし、女の人も革の靴やカバンをもつのに、なんだか勝手な決めつけです。
田舎では都会よりもさらに難しいこともあるでしょうが、周りの目なんか気にせず自分の好きな事を堂々とやってください。
誰が何と言おうと気にしなくていいのです。
誰にも迷惑をかけていないし、自信をもって堂々と手芸道を究めてください。