2014/07/11

エレクトロラックス990の難点

エレクトロラックス990と検索すると、結構な確率で修理ブログが引っかかってきます。
その症状で多いのが、基板が焼けるということ。

これを見ると、基板も経年により劣化し、煙が出て焼ける事があるとか。それがエレクトロラックスのこのシリーズに多いようなのです。
修理に出せば基板の故障も直るようですが、いずれにしても、火が出る煙が出るミシンなんて嫌ですね。

少し前にこのミシンで縫っていた時、フットコンのペダルを上げてもスピードが遅くならず、針がどんどん動いて布が送られていく事がありました。止め方がわからず、咄嗟に電源ボタンを押して事なきを得ましたが、こういう不具合が発生する確率が高いミシンなのではないかと思います。

このミシンは劣化もあることは承知していたし、その外観デザインに魅力を感じて手に入れてみたかったので、多少の不具合はしょうがないものだと受け取っています。
本気で使う気になれば、一度メンテナンスが必要かもしれません。

デザインのみならず、操作感や静かな音、針の動きも好きなミシンなんですが、いかんせん信頼感に欠けます。
6690も動きが安定せず困りものでしたが、エレクトロラックス(ハスクバーナ)の80年代の初期コンピューターミシンは基板がややもろいのかもしれませんね。ジャノメのメモリークラフトやベルニナのホリデーヌではあまり見られない不具合ですから。

2 件のコメント :

  1. もう解決していると思いますが、原因はフットペタルに内蔵されている可変抵抗器(バリアブルレジスタンス)の接触不良が原因です。
    ここをCRC556で綺麗にし乾燥させてから接点復活剤を付けてやれば解決します。
    最近、オークションでElectrolux 990S の不動品を入手して調べた結果この方法で解決しました。
    原始的な速度(回転数)変更方法ですので、この部分を手入れすれば快適にご使用できます。
    他のメーカーの機種でもそうですが、フットペタルが一番の弱点ですね。
    後は、油を切らさないよう、埃を貯めないよう、過負荷で使わないよう、にすることで、まだまだ活躍してくれますよ。

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  2. 親切なコメントいただきありがとうございます。
    私も以前そのようなことを書かれているページを見たような気がします。自分もやってみようかと思いましたが、そこまでの電気的知識と技術がその時にはなく、結局その後同じ機種が安く手に入れられたので、こちらは手放しました。新しい方は問題なく使えています。

    接点復活剤というものがあるんですね。ちょっと調べてみるとそんなに高くなくて購入できるものなんですね。機械のメンテナンスをする場合は持っておいたらよさそうなものですね。
    昨日、長年使ったステレオのリモコンが急にきかなくなり、電池をかえても反応しないので、中をこじ開けて、ちょっと掃除をしたら、どうしてだか原因はわかりませんが、直りました。
    結構接触の不良とかちょっとしたことで機械って駄目になるんでしょうね。
    油も大事ですね。

    ミシンはじめ機械や電気製品にあまり負荷をかけないで丁寧に使用することを心がけようと思いました。

    不動品、直ってよかったですね。

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