2014/07/14

数十年前の近未来。 購入ミシンNO21:NECCHI LOGICA 591

かなり前に究極のデザインミシンという投稿で触れた、NECCHIのLOGICAというミシン、ついに私の手元にやってきました。

イタリア・プロダクトデザイン界の巨匠、ジウジアーロがデザインしたミシンとして唯一無二の外観を持つこのミシン。とても今の感覚では生まれる事のない雰囲気が漂います。80年代から未来を見た時にこういうデザインが想定されたのではないかと。今や冷蔵庫や洗濯機まで家電とつくものは何でもコンピューター制御された製品がありますが、これほどデジタル家電がはびこっている現在ではこのようなデザインは思いつきません。スターウォーズの時代の未来志向・宇宙志向のデザインではないかと思うのです。


このミシン製造元はイタリアのNECCHI社ですが、日本のジャガーでもロジカ591として販売されていたようです。

購入したLOGICAはボビン挿入部カバーのヒンジが片方外れていたり、ディスプレイの数字表記で1つだけドット抜けしていていたりしますが、針は動きます。

私が買ったのは北米向けの製品なので、110/120V仕様ですが、1.3Aもあります。
ということはアメリカで使うと消費電力140-150Wくらいあるのではないかと思います。日本の電源は100V なので、そのまま使うとこれほどはパワーが出ないと思いますが、今まで使ったどの家庭用ミシンよりも大きな消費電力で、スピードも速いような気がします。
スピードは職業用ミシン並みではないかと感じます。ただし、音はかなりうるさいです。


また、電源をいれていると、駆動していない時もウーンとやや音がしています。どうやらこれはファンの音のようです。基板の熱を冷ますために、電源を入れている時は常にファンが回っているとのこと。
機能面の詳細は次回にするとして、今回は最後にロジカの外観を写真で紹介したいと思います。どの角度から見ても、ミシンとしての常識を裏切る形になっています。






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