動作確認もできていないということでしたが、きれいに使われていたのがわかったのでそれを買うことにしました。きっと電源さえ確保できれば動くだろうと考えたのです。
そんなことなので、動かすためにはフットコントローラーを別に見つけなくてはなりませんが、運よく815に使えるフットコンが出品されていたので、心置きなくフットコンなしの815に入札し落札、すぐにフットコンも購入しました。
こういう時に困るのが、そのミシンにはいったいどのフットコンが対応しているかということがすぐにはわからないということです。以下にジャノメの歴代フットコントローラーを紹介します。
ジャノメ・電動ミシン用 平3ピン型 |
直線ミシン・HL2-350は平型3ピンです。
350に限らずトピアなど70年代までのジャノメ電動ミシンはこの形を採用しているようなので、もしない場合はこれらのものが流用できます。
長方形ではなく、差込口の片側に切り込みが入っているのが特徴です。
ジャノメ・815の平4ピン型 |
815のフットコン差込口は平型4ピンです。
これは当時のジャノメ電子ミシンに採用されている形です。
こちらも片方に切り込みが入っています。
コンピューターミシンの初期型(メモリアやメモリークラフト)は平型5ピンのようです。
電動が3、電子が4、コンピューターが5と段階的に一つずつ増えていくみたいですね。
80年代前半まではフットコンと電源コードが一体型になっていますが、この後(80年代中盤あたり)から電源コードが別になり、フットコンも軽量化し形状も変わっていったようです。
80年代前半まではフットコンと電源コードが一体型になっていますが、この後(80年代中盤あたり)から電源コードが別になり、フットコンも軽量化し形状も変わっていったようです。
こちらの形はその後モナーゼなどの電子ミシンでも採用されています。
現在はジャノメも1ピンのものが多いようです。
また素材はプラスチックの軽いフットコントローラーが主流のようですが、80年代までは金属製の重いものでした。
今回はジャノメのフッコントローラーについて触れましたが、フットコンはメーカーや発売時期や機種によって差込口の形状が異なりますので、動かなくなった場合、なくしてしまって購入したい時も形状をを知っておく事が大事です。
その他のメーカーについては次回書きたいと思います。
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