2014/04/01

マルチヴォルテージ ワールドワイド

ベルニナ130の気に入っている点は、100-240V対応なことである。

私は中古ミシンを購入し始めてから常々、究極のミシン、ずっと持ち続けられてともに歩んでくれる1品が欲しいと思ってきました。もしまた海外に住むことになったらと思うと100V対応の日本のミシンを使いたい場合、変圧器が必要である。
ヨーロッパなど220や240V地域の人が日本やアメリカに行く場合、電圧が低い地域への移動なので、間違ってうっかり変圧機を通さないで使っても動きが鈍いだけで壊れることはなさそうです。
ただし、我々は日本人。世界で一番電圧の低い地域で生活しています。100Vのものをうっかり240V地域などでつかってしまうと一瞬でミシンは壊れてしまうでしょう。
実際にそうなってミシンを2台壊したと書いているのをみかけました。

それを想像するとこのかわいい子たちを旅に出させるわけにはいきません。その点このベルニナ130は大丈夫。変圧器をいれなくても使える。ミシンを持って国をまたいだ移動をする人がどれだけいるかわかりませんが、世界を見ればたくさんいるはずで、ほとんどのミシンが世界対応の電圧になってほしいものです。
ベルニナもホリデーヌは100Vと記載がありますし、130やこれと同じころ発売されたシリーズでも、発売時期によっては、100-240Vとなっていないものもあるようです。最近のベルニナはほぼこの仕様になっているとか。他の会社はどうなんでしょうね。日本のミシンメーカーはあまりそうなっていないような気がします。

安いミシンなら、送料を考えると現地で買ったほうがいいという考えもあり、実際そうしている人も多いようですが、自分は気に入ったもの、使いなれたものを持って行って使いたいと思います。
それは日本国内でも同じです。一時的にでも長期でどこかに行くとなれば“これ!”というミシンを一台持って行きたい。
ただ、引っ越しとなるとこんなに多くのミシンは持っていけないぁと。これ程多くのミシンを引っ越し屋さんに見られるのも何となく気恥ずかしい。

そう考えると大きな道具を使うスポーツをやっている人は大変ですね。それを持って世界中を転戦となると・・・・。まれに届かない事もあるみたいだし、一流アスリートってすごいです。

1 件のコメント :

  1. 日本は世界一電圧が低いのですか。初耳でした。

    大きな道具を使って転戦・・グランドピアノを持ち歩くクリスチャン・ツィメルマンなんかはいかがでしょう?

    日本では坂本龍一氏が欧州、日本、米国の三ヶ所に3台グランドピアノを置いているとのこと。でもライブでは置いている場所であるとは限らず、移動は必須ですね。

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