2014/03/29

ミシンに注油は必須!!! ロックミシン240Dピンチ!を経て。

最近になってこの240Dさんが困ったことに動かなくなりました。
数か月ほど全然ロックミシンを使っていなかったのですが、この投稿をするために動かそうとしたら動かないのです。う、、、、、。

フットを踏んでも殆ど動かない。フットコントローラーの接触不良かと思いましたが、何度か踏むとほんの少しだけ動くので、フットの問題ではないと考えました。
はずみ車を回すと動くが、やや固い。これは油切れではと、説明書に書いてある注油箇所に油を注し、少しだけあったホコリをとってみた。それでも、動かない。
さらに本体のネジを外して中をのぞいてみたが、どこもおかしいところはなさそうだった。

注油後油を浸透させるため、数時間放置した方がいいとあったのでしばらく待ったものの、あまり症状は変わりません。1日後にまた注油し動かしたところ、ちょっと動くようになりましたが、まだ本調子ではなくすぐ止まる。結局2日後くらいにやっと動くようになりました。そして、糸かけしましたが、またこれが久しぶりなので、ちゃんとかかっていなかったのか、針が古いからなのか、縫い目がそろわず目飛びするので、何度もためし縫い。糸かけを再度確認してやっと2日がかりで元に戻りました。本当に大変でした。そしてロックミシンにあまり愛情を注いであげなかった事を後悔しました。

やはり、注油は必須だと改めて思いました。
職業用ミシンは定期的に注油が必要という認識がありますが、ロックミシンはどれくらい注油したらいいのかわかっていませんでした。そして職業用は注油をあまりしなくても、動きが重いとしても一応動くでしょうが、ロックミシンはしばらく放置しておくと全く動かなくなるという認識がなかったので、この時はかなり驚きました。


かつて、家庭用ミシンも釜などへの注油が必須でした。最近の水平釜のミシンは注油不要と書いているものが多いです。油分を含んだ金属を使っていたり、プラスチック部品が多いためだという事ですが、ずっと使っているなら、たまに油を注した方がスムーズに動くような気がします。ミシン屋さんでも使用者が出来るメンテナンスとして、水平釜でも注油をすすめている人がいますが、私もこの意見には賛成です。使っているうちに絶対に音が高くなってくると思います。

植物に水をあげるのと同じで、ミシンも栄養分となる油をあげないと、調子良く動いてくれない気がします。ただし、あげすぎは禁物で、適度に油を注してあげることが大事なのだと感じます。
私は、通常はこのミシン油で注油をしています。手芸店にて200円程で買ったもの。


ミシン油のノズルが届かないところは、オザワのSFスプレーというものを使っています。
 このオイルスプレーはミシン屋さんや修理の専門家も使っているとかで、ミシン油の中ではお勧めの品だと知り、いろいろと探したのですが、手芸屋さんや東急ハンズなどでも売っておらず、なかなか見つけられませんでした。結局、送料はかかりますが、安藤ミシンさんで購入しました。
このスプレー、色んな部分に注油できるので使い勝手はいいですが、質的に普通のミシン油とどれくらい違うのか私にはよくわかりません。

そして何となく昔ながらのトロっとしたミシン油の方が浸透していく感じがして好きです。スプレーは飛び散りやすく、揮発しやすい気がするからです。




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