2014/03/16

一針縫いの便利さ

前回もちょっと触れたが、私が感じるベルニナの魅力の一つに一針縫いがある。
フットコントローラーの手前部分を踏むと、針が布に刺さり、もう一度踏むと針が最上点まであがる機能。

このコントローラー手前部分を踏むと針が落ち、もう一度踏むと針があがる。
後に使った厚物用工業用ミシンでもこの機構があった。職業用にも一針縫いボタンがあるし、針止め位置設定があればその他のミシンでもそのボタンを押せば一針縫いは出来る。ただし、足で出来るというのはいいのだ。

そしてもう一つ、よく便利だと言われるはニーリフターである。確かに便利だが、自分は普段あまり使わない。「ああー、ここ膝上げレバーつけておけばよかった」と思う事は時々あります。が、テーブルの下でレバーが足の邪魔をして、自由にならないのが嫌なので、ちょっと不便でも手で押さえを手で上げるのが好きです。


キルトなどをする人は確かに使える機能だろうし、工業用には結構ついているからやはり便利なのは間違いないのでしょうが、個人的な感想です。

また自動糸切も、他の人ほど重視していません。確かにボタン操作で糸を切ってくれるのは非常に手間なしで、最近はフットを踏んだら切れるものもあるようだが、思うように切ってくれるとは限らない。何より縫い終わった後、布を引っ張り鋏で切るというこの動作が割合すきなのである。

そして昔からある金属の糸切バサミよりも、100円ショップでも買える通常のはさみの小型版の糸切がお気に入り。

左が100円ショップのもの、 右がよくある糸切バサミ

道具というのは人それぞれ好きなものがあり、高い安い、一流ブランド、そんなことは関係ない。使いやすいのが一番である。

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