2014/03/20

奥深いミシン針の話

針って日本ではオルガンが一番有名ですよね。オルガンと言えばサン・サーンスのオルガン付という曲が好きなので、それをBGMに今日はミシンの針の話です。



純正の針というのは各社出しているようですが、ほぼ市販品と変わらずパッケージだけ変えてあるものが多そうです。とはいえ、純正のパッケージって嬉しいですよね。

私もベルニナの針ケースがカッコよくて好きだというのは既に書きました。ベルニナはシュメッツ針推奨ですが、純正針はシュメッツのものとやや長さが違うそうです。
ベルニナ純正針セットは針の号数をミックスしたのものと、同じサイズだけ5本10本と入ったものがあります。

ちなみにハスクバーナもシュメッツ。ハスクバーナのミシンを買うとシュメッツのパッケージのまま入っているようです。やはりヨーロッパではシュメッツなのでしょう。シュメッツの針ケースも好きですが、オルガンのこの緑の入れ物も好きです。こちらはJUKI HZL-7800を買った時ついていたものです。
左がシュメッツ針(台紙は代理店により異なる。) 右はオルガン針の薄い紙パッケージ
職業用や工業用ミシンなどに使うDB丸針もオルガン、シュメッツのものが一番手に入れやすいです。少し前ニット用のボールポイントSPも買ってみましたが、まだニットを本格的に縫っていないので使っていません。革・レザー用も専用針があります。

ベルニナの説明書・針の説明
そして針の号数はアメリカ・日本とヨーロッパでは数字が違います。シンガーのミシンを手本としてきた日本はアメリカと同じ号数です。

数字が小さくなると細く 9号がEU65、10号が70、それより太いものは11/75 12/80 14/90  16/100  110/18 120/19という感じです。(殆どの方がご存知の事と思いますが、念のため。)

日本の家庭用ミシンでは16号まで対応しているものが多いです。
ベルニナの説明書では110,120も記載されているので、ベルニナではより太い針も使用できそうです。尚、ベルニナの一部説明書に110~120は18~20番と書かれていますが、針販売ページの対応表では120は19だと書かれています。
http://www.andomishin.com/mishin-rekisi.htm

また、ミシン針を使用する時に困ることは、針に書いてある文字が小さすぎて何号の針かわかりにくい事です。明るいところで見れば何とかわかるのですが、拡大鏡を通してみないとわからないこともあり、それを解決してくれるのはオルガンの針。14は赤、11は黄色といった具合に軸部分の色分けをしてあるものがあります。9は青、16は緑です。
これは本当にストレスなく使えますので、シュメッツ推奨のミシン以外ではやはりオルガンの色つきが便利です。

なお100円ショップで買える針もオルガンと同じ11は黄色、14は赤のパッケージに入っています。針には色が入っていませんが。
左が11号、右が14号の針
最近シュメッツの色つきも見つけました。
これ軸のやや下あたりにちょっと色がついているみたいです。これは青色14号。他のサイズの色は忘れましたが、シュメッツに色つきはないと思っていたので意外でした。

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