2014/03/09

ヨーロッパ製ミシン、初購入。購入ミシンNO.3 エレクトロラックス6690

このミシンもいつもどおり、某オークションでみつけました。

そして実店舗でも販売中とのこと。
店舗で売れたら入札前の場合、出品を取り下げるとか。
う、これ見てみたい。
売れてしまったらどうしよう。見てみたい病が発症。

しかーし、なんとラッキーなことにそのミシンの販売者が同じ県のリサイクルショップ。電車で何駅か行くとあるらしい。これは行かないでどうする。
という事で早速茶色い車体の関西有名私鉄に乗って行く、駅からほど近い小さなリサイクルショップ。

ずっと奥に進んでいくとそこにはあのネットでみた何とも唯一無二のビジュアル。
製造から30年もたっているミシンは、すでにその時から長年生存することを見越した色褪せないたたずまい、余計なものをそぎ落とした直線的な外観、そして右下にElectroluxの文字。
こんなミシンは見たことがない。まさに私の為のミシンがそこに。

その時点で買う事はすでに決まっていたようなものであるが、実はオークションで見て来たとは言えず、“たまたま来ました”という風情でを装いつつ
 「すみません、これ動くんですか?」  と首を伸ばして聞いてみる。

いかにも古本屋とか骨董屋にいそうな人のよさそうな年の頃は70手前くらいのご主人が、
 「あー、一応縫えますよ。私もやってみたんですがね、まあ調整は必要かもしれませんが
  まあこんな感じで」
と手元に白い布に黒い糸で塗った縫い見本をみせてくれた。何ともこころ穏やかな時間である。

そして、もう迷っている要素はないと
  「これいくらですか?」  と聞くと、やや考えた様子で少し間があいて 「2000円」 との返答。

オークション開始価格の倍であるが、これがもしオークションならもっと跳ね上がってしまうかもしれないし、何よりミシンの価格として安い事は間違いない。何の迷いもなく次の瞬間には購入宣言。
すぐに 「あーこれオークション出しているから、出品ひっこめないと」 と出品終了手続きをしている。お札2枚を渡したところで、
 「あー、これケースがあるんですが、いりますか?ちょっと汚いですけど」 と奥の棚からケースだけ引っ張り出してきての問いかけ。
 もちろん 「ハイください。」 と答える。カバーがないままこのまま電車に乗るのは想像し難い。

その後、透明のポリ袋を2枚もらいカバーの上からかぶせてそのショップを後にしたのでした。
こんな感じで、初の外国(アジアではなくヨーロッパ)産ミシン購入と相成りました。

その後の話はまた次回。

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