2014/03/28

ロックミシン素人の感想。

実際に2本針4本糸ロックを使った感想としては、ニットが差動送りで縫えますし、かがり縫いも早く仕上がるので、とても便利なのは間違いありません。
家庭用ミシンのオーバーロック縫いにするのも好きなので、時々やりますが、やはり一本の針前後左右に動いてかがっていくので時間がかかります。その点ロックはスムーズに前進していくので素早くかがれます。

ただ、いつも使っていればいいですが、久々に使うと使い方を忘れていたりします。かがり幅、差動、メス固定・メスロック(端を切らないで縫う事)など細かい設定が伴うためか、わからなくなります。糸調子も普通のミシンに比べて糸が多い分、設定数が多いので、なかなか覚えられず説明書は必携です。

Janome My Lock 240D 縫い目
縫い目に関してこだわる人はベビーロックの上位機種の方がいいでしょうが、大きく違いが出ないのがロックミシンなのではと思います。特に段差や厚手の生地を重ねるという事も少ないのでパワーも上位機種と普通の機種でそれ程変わりません。送り力もあまり変わらないのではというのが印象です。
まず第一に端がほつれないようにかがり縫いが出来ればいいのです。伸縮地の縫い合わせにも多少の差はあるでしょうが、何事もどれくらいの質を求めるかです。
右がジャノメMY LOCK240Dの縫い目ですが、完璧な糸調子を出すのはやや難しいですが、端かがりが問題なく、スピーディーにできるので、私にはこれで十分です。

ただし、私はロックミシンマスターではないので、もっとすごい使い方をしている人は多いと思われます。
そして、ロックミシンを覚えるなら、やはりクライムキさんのテキストが役に立ちます。ビジュアル的にあまり好きになれなくても手順が理解しやすいのです。

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