2014/03/24

ロックンロールミシン、昭和ヒット曲とともに

「ロックンロールミシン」 かつて、こんな名前の映画があった。
ファッション学校を出た作家が書いた小説をもとにした作品で、若者数人が中目黒あたりと思しき小さなアパートから、インディーズのファッションブランドを起ち上げ、そこに巻き込まれる普通のサラリーマン、そんな話。
映画を観たが内容は何となくしか覚えていない。このタイトルは服飾関連で利用されるロックミシンの事もさしていると書いてあった。当時は何の事か全くわからなかった。RockなのかLockなのかも。

ミシンを知るようになって、ソーイングの本を見たりしているうちに、端をほつれないようにするためのミシンという事はわかった。ジグザグとは出来が違うとか、ニット縫製もロックに限るとか。改めてミシンやソーイングの世界の広さ深さを思い知ったこの頃であったが、知ったが最後、欲しくなるのが自然の成り行き。

ベルニナを買ってMAXに達した満足感に水をさしたのがロックミシンだったのです。
布を切りながら縫っていくとはなんと素晴らしい。どういう動きをするのか”知りたい・触りたい”これだけでした。

ロックと言っても色々あるらしく、「ニット縫うなら2本針4本糸の差動つきでないと」と言う情報をキャッチ。 2本針?4本糸?? 差動ってなんのこと? わからない事があれこれあったが、自分なりに調べて何となく大まかな部分を理解。

そして肝心の機種選びだが、最近出たと思しきプラスチックのロックミシンは、色のベースが白・ベージュなのはどれも変わりない模様。
デザイン的には、糸調整ダイヤルが前面に丸くこっちを向いているか、本体に埋め込まれたようになっているかの2種類に大別できること。また、埋め込み型の方が高額だということなんかがわかってきたのでした。

やはり業界的にお勧めメーカーはベビーロックとのこと。メーカー名からしてわかれよと言わんばかりである。
そして、その中でも、カミュ?いや久保田早紀の曲名からとったような”衣縫人”と、平安時代みたいな”糸取物語”がいいらしい。
♪ちょっとまってよ、ねー、なんて言ったの今♪by工藤静香(キムタクの嫁)。
はっきり言ってネーミングは間違えてもセンスがいいとは言えない。ちらっと見てみるも、外観もはっきり言ってあまり好みではない。さらにそのロゴが半端なく。。。。。。。DA  さ  イ。

何でわざわざ文字を流れさせたのだろう。
(すみません。言いたい事言って。あくまで個人の感想です。ここは言論の自由が一応ある国です。)
折角いいものを作っているのに勿体ない!!性能がいいはずなのに、という事です。

色々見るうちに「ロックミシンのデザインに期待するのは野暮ってものよ。」という声が自分の内側から聞こえるようになりました。気に入ったデザインのものをかなり後に見つける事になるのですが、この時はとにかく「ロックミシンと名のつくもので2本針4本糸」これだけでした。

当然ですが、前出ベビさんの2シリーズは大人気の為、中古でも高額、さらに気に入らないデザインのものは買いたくので当然脱落。

そして必要な機能がついているし、動くようだし、どれも一緒に見えるからと適当に気になったものに入札したら、JANOMEのMY LOCKさんがやってくることになりました。(ロックミシンではマイナーメーカー) MY LOCKさんについはまた次回以降に。

最後に今回のBGM。
 

0 件のコメント :

コメントを投稿